マットーネとはイタリア語で煉瓦のこと。土煉瓦のようなオレンジがかった茶色です。
イタリアの伝統的な製革法によって作られた革、バケッタレザーの財布です。
ヨーロッパの有名メゾンが革を発注する名門タンナー、CONCERIA 800(コンツェリア・オットチェント)社が製造したオイルバケッタレザーを使用しています。
手作業で仕上げるため、独特のムラのある上品な素材感を生かし、誰にでも使いやすいベーシックなデザインに仕上げました。
革を使い込む「エイジング」を楽しめるアイテムです。
ベーシックな小銭入れつきタイプの二つ折り財布で、カード入れは5枚分つき。
お札入れ内にIC乗車券用のポケットがついています。
■ SIZE : H 9cm × W 11.5cm × D 3.5cm
■ MATERIAL : 牛革(CONCERIA800社製オイルバケッタレザー)
■ COLOR : ブラウン バーガンディ マットーネ ブラック
★革の質感の目安★(5段階)
柔らかい □□□■□ かたい
なめらか □□■□□ ざらざら
イタリアンバケッタレザーの特徵
革に関して
Conceria800(コンツェリア・オットチェント)社はイタリア中部トスカーナ州、ピサとフィレンツェの中間に位置するサンタクローチェ・スル・アルノにある名門タンナー(皮革製造業者)です。イタリアの伝統的な製革法であるバケッタ製法により植物タンニンなめし革を製造しています。Conceria800社は伝統的な製革法を守っているイタリアの業界団体「イタリア植物タンニンなめし革協会」に長く加盟し、その伝統を守ってきました。協会の「手のマーク」は品質の証として広く知れています。2015年からはConceria800社は協会から離脱し、その技術と伝統を守りつつ、新たな発色、ファッション性、経年変化による「美」を模索し、新時代のバケッタレザーを世に送り出しています。
バケッタレザーとは、古くからイタリア北部に伝わる植物タンニンなめし革のことで、自然の樹木のタンニンを用い、昔ながらの手法で1枚1枚手作りでなめされている革素材です。化学薬品を使用せず、手間がかかるためイタリアでもバケッタレザーを生産するタンナーが少なく、希少性の高い素材です。また化学物質の使用を抑え、環境に配慮した素材であることも特長のひとつです。使うほどに艶が増し、浸透したオイルが表面に浮き出してくることで、美しく味わい深い表情へと変化してゆき、持つ人それぞれに違った味を持つエイジングを楽しむことができます。
素材について
バケッタレザーは、天然の革の風合いを最大限に生かした素材のため下記の点にご留意ください。天然の革の風合いを残すため、過度の染色や表面加工を行っておりません。このため牛生来のシワやキズ、血スジ(血管の痕)が残っている場合があります。それも一点一点異なる革の「味」としてお楽しみください。また表面に顔料の塗布や樹脂加工、型押しなどを行っていないためキズが入りやすい素材となっております。あらかじめご了承ください。オイルバケッタレザーはキズが入っても、指で軽くこすっていただくと油分が馴染んでキズが見えにくくなります。オイルバケッタレザーは、油分が潤沢に含まれているためご購入後も当分は軽く拭いていただくくだけで特にメンテナンスは必要ありません。1年程度経過以降、油分が不足していると感じられる場合は、革用のオイルを使用して加脂してください。